旧武徳殿100分の1サイズ模型に 滋賀、和風の外観忠実に

©株式会社京都新聞社

オープンセレモニーで特別に公開された建物2階道場部分。屋根は取り外しが可能になっている(大津市・県庁県民サロン)

 医療福祉拠点整備のために昨年12月に取り壊された滋賀県体育文化館(旧武徳殿)=大津市京町3丁目=の模型展示が8日、近くの県庁県民サロンで始まった。

 模型は実物の100分の1で、縦横56センチ。鉄筋コンクリート2階建てでモダンな和風の外観を忠実に表現した。内部は昭和40年代ごろの剣道と柔道の稽古をミニチュアで再現した。県が130万円で製作した。

 同日に式典があり、大津柔道協会の宮部博文会長(68)が「かつては滋賀で唯一、柔道の練習ができる場所だった。武徳殿のおかげで滋賀に武道が根付いた」と話した。

 同館は1937年、当時の大日本武徳会県支部の武道場として建設。戦後に県の所有となり、56年から県体育文化館となった。

 昭和20~30年代の写真約20点も展示している。30日まで。土日曜、祝日休み。