京王電鉄子会社、JR券で不正

組織的に端末悪用か

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 京王電鉄の子会社「京王観光」が取り扱う団体旅行で、JRの乗車料金を支払わない不正を繰り返していたことが9日、京王電鉄やJR各社への取材で分かった。京王観光は、組織的な不正だったことを認めており、JR各社は損害賠償を請求する方針。

 京王電鉄やJR各社によると、不正は京王観光の支店に設置されたJR乗車券の発券端末を悪用していたとみられる。昨年6月、京王観光の社内調査で発覚した。

 京王電鉄広報部は「不正の手口や期間、金額を調査、検証中で、詳細は答えられない。重要な取引先でもあるJRの信頼を裏切り、重大な不正だと受け止めている」と話している。