熱中症死、海上保安官ら起訴猶予

訓練中に隊員死亡

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 第5管区海上保安本部(神戸)に所属する特殊警備隊の男性隊員=当時(25)=が2017年7月、訓練中に倒れ熱中症で死亡した事故で、大阪地検は9日までに、業務上過失致死容疑で書類送検された安全管理者の海上保安官(59)ら3人を起訴猶予処分とした。地検は「諸状況を考慮した」としている。

 隊員は17年7月12日、大阪府内の屋外施設で負傷者搬送訓練中に熱中症で倒れ、約1時間後に病院に運ばれたが、その後死亡した。3人は隊員が熱中症になる恐れがあったのに安全管理を怠り、すぐに救急搬送するなどの適切な対応をせずに死亡させたとして、昨年7月に書類送検された。