<楽天>本拠地スタジアムを完全キャッシュレス化 4月開幕戦から、チケットや飲食会計スムーズに

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プロ野球東北楽天の本拠地の楽天生命パーク宮城。今シーズンから飲食物やグッズの販売がキャッシュレスとなる

 プロ野球東北楽天を運営する楽天野球団が、本拠地とする「楽天生命パーク宮城」(仙台市宮城野区)で開催する今シーズン公式戦から、スタジアム内全店舗のチケットや飲食、グッズなどの販売をキャッシュレス(非現金)化することが9日、分かった。国内外のプロ野球チームの本拠スタジアム初の取り組みで、現金を一切使えない「完全キャッシュレス」となる。スムーズな会計で店舗、来場者双方の利便向上を図る。

 関係者によると、スタジアムで現金代わりに使えるのはスマホアプリ決済サービス「楽天ペイ」、電子マネー「楽天Edy」、各種クレジットカードなど。本拠地開幕戦の4月2日の日本ハム戦から導入する。

 現金しか持ち合わせない来場者にはEdyカードの販売や貸し出しを行う。年間シートオーナーやファンクラブ会員、本拠地開幕戦来場者には限定デザインのEdyカードをプレゼントする。

 クレジットカードを持たない中学生以下には、子供向けデザインのEdyカードを無料で贈る。Edyカードへのチャージ機をスタジアム内に100台以上設置し、決済環境を整える。

 スタジアムでは、昨季まで来場者の7割弱が現金で買い物をした。現金を使えずに戸惑う人が出ると予想されるため、スタジアム内5カ所にサポートデスクを設けて問い合わせなどに対応する。

 プロスポーツの本拠スタジアムのキャッシュレス化は楽天グループが運営するサッカーJ1神戸の「ノエビアスタジアム神戸」(神戸市)でも今シーズン開幕戦から導入される。