【アジアカップ】格下相手に打ち合いとなった森保ジャパン 大迫の2得点などで逆転勝利

大迫が4分間で2得点を奪取

9日にAFCアジアカップグループFが行われ、森保一監督率いる日本代表がトルクメニスタンと対戦した。

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攻撃の要だった中島翔哉が離脱するなど一抹の不安を残してアジアカップ初戦に臨んだ森保ジャパン。中島が抜けた穴には原口元気が入り、ボランチにはベルギーのシント=トロイデンでプレーする冨安建洋がスタメンに名を連ねた。5バックのトルクメニスタンに対して、日本は序盤から攻めあぐねる時間帯が続く。決定的なチャンスを作れず、逆にボールを奪うとすぐにカウンターに転じるトルクメニスタンの戦術に苦戦を強いられる。すると26分、左サイドでパスを受けたアマノフが豪快なミドルシュートを放つ。GK権田修一の手をかすめたボールはネットに突き刺さり、日本の1点ビハインドで試合を折り返す。

苦しみながらもの勝利した森保ジャパン

嫌なムードが漂う日本は、後半に入って攻撃スタイルをガラリと変更。両サイドバックが高い位置を取り攻撃に厚みを加える。サイドの崩しで光明が見出されると、56分に原口が左サイドから低い弾道のクロスを供給。絶妙なトラップで前を向いた大迫勇也が冷静に流し込み、ついに日本が同点に追い付く。さらに4分後、長友佑都がペナルティエリア内まで進入し左足でラストパス。走り込んだ大迫が右足で押し込んであっという間に逆転に成功する。勢いに乗った日本は71分、ペナルティエリア内で堂安律が左足でシュートを放つと、DFに当たってゴールに吸い込まれ、日本がリードを2点に広げる。終盤に1点を返されてものの、日本が苦しみながらも3-2で逆転勝利。貴重な勝ち点3を獲得した。

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