復活目指す右腕・ミラー 1年200万ドルでレンジャーズへ

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日本時間1月10日、レンジャーズはフリーエージェントの右腕、シェルビー・ミラーと1年契約を結んだことを発表した。関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、ミラーの年俸は200万ドルで、パフォーマンスに応じて最大300万ドルの出来高が設定されているという。カージナルス時代の2013~2014年に2年連続2ケタ勝利、ブレーブス時代の2015年に自己ベストの防御率3.02をマークした男は、新天地で復活を目指すことになった。

現在28歳のミラーは、カージナルスとブレーブスで先発ローテーションの一角を担い、順調にメジャーリーガーとしてのキャリアをスタートさせたものの、ダイヤモンドバックス移籍後に暗転。2016年に3勝12敗、防御率6.15というキャリアワーストの成績に終わると、翌2017年には4試合に先発しただけでトミー・ジョン手術を受け、復活を目指した昨季は0勝4敗、防御率10.69という悲惨な成績を残して右肘の炎症によりシーズン終了となった。

ミラーは、同じくトミー・ジョン手術からの復活を目指すエディンソン・ボルケスやドリュー・スマイリーと先発ローテーションの座を争うことが予想されており、新加入のランス・リンを含めると、先発ローテーション候補にはトミー・ジョン手術経験者がズラリと並ぶことになる。各投手とも健康であれば実力は確かなだけに、レンジャーズの「ギャンブル」が成功すれば、一気に強力ローテーションを形成することも不可能ではない。

メジャー2年目の2013年に15勝9敗、防御率3.06の好成績をマークしてカージナルス先発陣の中心的存在となったミラー。当時の輝きを新天地・レンジャーズで取り戻すことができるのか。まだ28歳という若さを考えても、かつての有望株右腕が復活を遂げる可能性は十分にありそうだ。