長大レクナとソウル大平和研究院 協力強化へ覚書更新 朝鮮半島の情勢分析

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 長崎大核兵器廃絶研究センター(RECNA=レクナ)は9日、韓国の国立ソウル大学校統一平和研究院と学術協力の覚書を更新した。北東アジアの安全保障問題について研究強化を図る。
 覚書は2014年2月、教育と研究の相互協力の促進などを目的に締結。これまでは両者の研究者が個別に協力していた。今回の更新で覚書の内容自体に変更はないが、組織的な協力を充実させて激動する朝鮮半島情勢の共同研究を図る方針。8月に長崎大で開かれる予定の国際学会で朝鮮半島情勢に関する両者の討論を計画中という。
 調印式は長崎市文教町の長崎大であり、レクナの鈴木達治郎センター長は「朝鮮半島情勢の分析に韓国研究者の知見は重要。情勢が急速に変化しているので定期的に情報共有をしていく」と強調。同研究院のイムキョンフン院長は「レクナには朝鮮半島の非核化や平和の課題に貢献をしてもらうことを期待している」と語った。

調印式で握手を交わす鈴木センター長(右)と林院長=長崎大