岩手医科大学、8名を追加合格…募集人員の変更なし

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2019年度 医学部入学試験の追加合格について

岩手医科大学は2019年1月8日、医学部の2018年度入学試験で不適切な点があったとして調査した結果、不合格の8名を追加合格としたことを発表した。2019年度医学部入試の募集人員90名に変更はない。

東京医科大学における不正入試の問題を受けて、文部科学省は、2018年8月より国公私立の医学部医学科の入試に関する緊急調査を開始。医学部医学科を置くすべての大学に対して訪問調査した結果、性別や高校卒業年からの経過年数、地域などの属性を理由とした一律的な取扱いの差異があったとして、岩手医科大学など9大学を不適切な事案と指摘した。

文部科学省からの指摘を受け、岩手医科大学内に弁護士を含む医学部以外の者で構成される調査委員会を2018年12月21日に設置し、2019年1月4日付で調査報告書の提出を受けた。その報告書を受け、2018年度医学部入試で不利益を被った受験生へ救済措置を講じる。

一般入試では、正規合格者の順位内でありながら、総合評価の観点から不合格判定となった7名を追加合格とする。入学の意向を確認したうえで希望する場合は、2019年度一般入学試験合格者として取り扱い、1年次へ入学できるものとする。

学士編入学試験では、募集要項に記載のない基準により不合格となった可能性があることから、他大学出身者の1名を追加合格とする。入学の意向を確認したうえで希望する場合は、2019年度学士編入学試験合格者として取り扱い、3年次へ入学できるものとする。

なお、2019年度医学部入試の募集定員について、一般入学試験は、文部科学省の「医学部医学科の募集人員減への臨時的な措置について」を活用し、募集人員90名の変更はない。学士編入学試験は、追加合格となった1名が入学を希望した場合、2019年度の募集人員から減員(7名→6名)して入学試験を実施する。

工藤めぐみ