日銀、2地域の景気判断引き上げ

米中摩擦で受注下振れも

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日銀本店で開かれた支店長会議=10日午前

 日銀が10日発表した1月の地域経済報告(さくらリポート)は、全国9地域のうち北海道と中国地方の2地域の景気判断を引き上げた。地震や西日本豪雨といった昨年夏の自然災害の復旧が進んでいることを踏まえた。残る7地域は判断を据え置いた。ただ米中貿易摩擦の影響として、受注の下振れなどを指摘する声が増えており、各地で警戒が強まっている。

 北海道の景気は「基調としては緩やかに回復しており、地震の影響による下押し圧力は緩和を続けている」と分析。観光は「国内客を中心に回復している」とし、判断を引き上げた。