気象予報士泣かせの南岸低気圧による雪

南岸低気圧による関東の雪は、低気圧進路が少し変わっただけ雪になったり雨になったり、あるいは雨も雪も降らないことから、難しい予報の1つです。
しかも、雪が降って10cmの積雪となれば関東の交通機関は大混乱しますが、10cmの雪に相当する10mmの雨が降った場合はほとんど影響がないというように、予報の影響が大きいことから気象予報士泣かせです。
成人の日を含む三連休には、南岸低気圧により、関東では付着しやすい重い雪が降る可能性があります。東京の週間天気予報では、12日(土)が「曇りのち雨か雪」、13日(日)が「曇り一時雨か雪」と、雪よりも雨の可能性が高い予報です。

気象予報士・饒村 曜

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