高剛性×軽やかすぎる心地!ダイワ【19・セルテート】を触ってきた ダイワの人気スピニングリール「セルテート」が、2019年フルリニューアルされます。TSURI HACK編集部では、その貴重な実機に触れることができました。本記事ではその模様をお届けしちゃいます!

ついに生まれ変わった“競技”という名のリール

ラテン語で“競技”を意味する、ダイワの人気スピニングリール「セルテート」が、2019年ついにリニューアルされます。

TSURI HACK編集部では、貴重な実機に触れることができました。みんなが気になるその全貌をお届けしたいと思います!

新型のココがいい!

1. LTコンセプト採用

撮影:TSURI HACK編集部
汎用スピニングリールとして、人気を博しているセルテート。そんなセルテートがLTコンセプト搭載で3年ぶりのリニューアルを遂げました。

軽量化はもちろんのこと、内部もよりタフな仕様で生まれ変わっています。

▼LTコンセプトについての詳細はこちら。

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2. モノコックボディ

18イグジストと同じく、耐久性の高いアルミ素材モノコックボディを採用した、今回のセルテート。ボディ自体の剛性が高く、ねじれやたわみへの耐性はピカイチです。

ビスを固定するためのスペースが不要となるため、最大限まで大型のギアを搭載しているのも筆すべき点。コンパクトなボディでありながら、巻き上げトルクの向上や、上質な巻き心地を実現しています。

3. マグシールド×モノコックボディによる防水性能

もはやダイワのスピニングリールを語るうえで、外せない存在となった「マグシールド」。今回の新型セルテートにも、もちろん搭載されています。

「磁性により、半永久的にリール内部への海水や埃の侵入を防ぐ」というテクノロジーは、前述のモノコックボディと組み合わさることで、過去のシリーズ以上に高い防水性を発揮します。

ラインナップとギア比

ギア比・自重

  • 品番,ギア比,自重(g)
  • LT2500S,5.2,205
  • LT2500S-XH,6.2,205
  • LT2500-H,5.7,205
  • LT3000-CXH,6.2,210
  • LT3000-CH-DH,5.7,220
  • LT3000,5.2,225
  • LT3000-XH,6.2,225
  • LT4000-C,5.2,235
  • LT4000-CXH,6.2,235

初回の展開は9機種。エギングに最適な、DHモデルもラインナップするなど、まさしく汎用性の高い19セルテート。

イグジストにも迫る性能でありながら、価格は控えめのため、魚種別に複数持ちするのもいいかもしれませんね。

編集部ファースト・インプレッション

前作のセルテートから、「一新」したと言い切れるほどのデザイン。シルバーとネイビーを基調としたデザインは、大人の釣り人にささるシックなカラー。

細かい点ですが、ハンドル回りのエンジンプレートは左右対称。ライトハンドル化した際にも、美観が失われないデザインです。

巻き心地

LTコンセプトの恩恵により、前作セルテートよりもはるかにスムーズな回転フィーリング。(編集部内に前作セルテートを所持している者がいます)

ギアノイズの少なさは、モノコックボディがもたらすものでしょうか。その静粛性は、さながら国産高級車の乗り心地のようです……。

発売時期と価格

メーカー希望販売価格 ¥48,500~(税別)

発売時期は2019年3月(予定)。前作セルテートファンはもちろんのこと、予算の都合で「イグジストまではなぁ……」と感じている方にもおすすめかも。

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