東海第2 原電社長 「信頼関係構築が務め」 副社長発言を謝罪

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東海第2原発に関する報道陣からの質問に答える日本原子力発電の村松衛社長=水戸市内

東海第2原発(東海村白方)を運営する日本原子力発電(原電)の村松衛社長は10日、水戸市内のホテルで開かれた茨城原子力協議会の新春のつどいに出席。終了後、報道陣の取材に応じ、同原発に関し「拒否権なんて言葉は新協定のどこにもない」と述べた和智信隆副社長の発言や昨年12月の作業員感電死亡事故について謝罪し、「地域の皆さま、自治体との信頼関係の構築、安全最優先の取り組みが最大の務め」と述べた。

原子力所在地域首長懇談会で求められていた再稼働の意思表明の時期については、「まずは安全の再徹底と信頼関係の再構築」と述べるにとどめ、明言を避けた。

地元6市村と締結している新安全協定の運用に関しては「5年以上におよぶ真摯(しんし)な協議の結果の集大成。この協定をもって、誠意を持って対応する」と説明。今週末から始まる県の住民説明会後、15市町村を対象に原電による住民説明会も行う方針を示した。

新春のつどいには、県内の原子力事業所の関係者のほか、大井川和彦知事や本県選出国会議員、関係市町村長らが出席した。(三次豪)