“水上のスノボ”王者に 中津北高1年の瀬口勝一さん【大分県】

©有限会社大分合同新聞社

優勝を喜ぶ瀬口さん。「ウエークボードの魅力は非日常の動きを楽しめるから」と言う
市長への優勝報告で「次回大会では最高クラスに挑戦する」と抱負を語る瀬口さん

 ウエークボード競技に取り組む中津市の中津北高校1年瀬口勝一さん(16)がアマチュアの国内最高峰「第27回全日本選手権大会」(耶馬渓アクアパーク)のミドル(中級)クラスで優勝した。「将来は海外で活躍したい」と笑顔を見せている。

 ウエークボードは水上版スノーボード。モーターボートなどでけん引され、一枚板のボードに乗って水面を滑走する。波を利用してジャンプや宙返りなどいろんな技を繰り広げる。

 大会は全国7ブロックの予選を突破した精鋭116人がエントリー。年齢や技術レベルなどクラス別がある。ミドルには15人が出場した。

 瀬口さんは同大会に3回目の出場。同クラスは初めて。予選1位で決勝に進み、「高く、かっこよく」を意識して披露した。転倒しつつも技の完成度や印象度などで高い評価を受けたという。

 市マリンスポーツクラブ1期生として小学4年の時に水上スキーやウエークボードを耶馬渓アクアパークで取り組み始めた。ボード一本に決めた中学1年からはパーク以外でも練習。レベルアップのためプロや高い技術を持つ人と交わり、県外や海外で練習するなど技術を磨く。昨夏には国際大会アマクラスで優勝した。

 9日には市役所を訪れ、報告。奥塚正典市長は「地元の生徒が素晴らしい成果を収めてくれた。心から祝福したい」と話した。瀬口さんは「次の大会(今秋)では最高クラスのスーパークラスで3位以内を目指す。(5位以内で得られる)公認プロの資格を取りたい」と抱負を語った。