キャッシュレスへ対応 肥後銀行の笠原頭取が意欲

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会見で今年の抱負を述べる肥後銀行の笠原慶久頭取=10日、熊本市中央区

 肥後銀行の笠原慶久頭取は10日の定例会見で、今年の経済見通しについて、「年末年始から株式市場が変動しており、振れ幅の大きい展開が予想される。米中貿易協議や10月の消費税増税、日銀の金融緩和策などの動向を注視し、リスク管理を強化したい」と語った。

 各金融機関が力を入るキャッシュレス決済に関しては、「多くの人が使うようなものでないと普及していかない。全国で導入されるようなサービスへの参画も検討したい」とする一方、県内バス会社と運用する「くまモンのICカード」の機能拡大など独自開発にも力を入れる考えを示した。

 3月に運営権者が決まる予定の熊本空港の民営化にも言及。「空港利用者の増加や利便性向上が期待できる。入札に参加した3陣営に当行は加わっていないが、財政面などで支援していけたらいい」と述べた。(宮崎達也)

(2019年1月11日付 熊本日日新聞朝刊掲載)