先日マンチェスター・シティからレアル・マドリードに向かった19歳のMFブラヒム・ディアスは、さっそく8日に行われたレガネスとのスペイン国王杯ベスト16第1戦に出場した。
ディアスといえばマンCの下部組織出身の選手だが、近年マンCは下部組織から優れた選手を次々と輩出している。今回はディアスがレアルへ向かうことになり、現在ドルトムントで活躍するMFジェイドン・サンチョも同じだ。
そこで英『Daily Mail』はマンCを離れた下部組織出身者を特集しているが、ここ数年でマンCは下部組織出身選手の売却で1億ポンドを超える額を生み出している。
有名なところでいくと、レスター・シティFWケレチ・イヘアナチョ(2540万ポンド)、サウサンプトンGKアンガス・ガン(1350万ポンド)、バリャドリードFWエネス・ウナイ(1270万ポンド)、リヨンDFジェイソン・デナイエル(990万ポンド)、シュッツトガルトDFパブロ・マフェオ(880万ポンド)らで、今回のディアスもボーナスを含め2200万ポンドでの移籍とされている。
彼らがマンCのトップチームで定着できていないことは嘆くべきことかもしれないが、これだけ優れた選手を輩出し続けているのは見事だ。まだマンCには天才と言われるMFフィル・フォデンもおり、若手育成には成功していると言っていいだろう。