障害者に不当な職務質問か

弁護士会が警察に「勧告」 

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兵庫県警の警察官が障害のある男性に職務質問をする際に適切な配慮を怠り、人権を侵害した恐れがあるとして、県の弁護士会は11日勧告を行いました。 

神戸司法記者クラブで記者会見する弁護士たち

県の弁護士会によりますと2016年5月、神戸市内に住む知的障害のある30代の男性が夜に勤務先から帰宅する途中、灘警察署の署員に呼び止められ職務質問を受けました。 

男性は障害があることが分かる療育手帳を提示しましたが、所持品を検査された上で署に同行させられ、スマートフォンに保存している写真を開示させられたほか、「今後はこの道を歩きません」という旨の文書を書かされるなどしたということです。 

県の弁護士会は、灘警察署の一連の対応が職務質問などの際、障害者に適切な配慮するよう定めた障害者基本法や障害者権利条約に反する恐れがあるとして、兵庫県警に今後必要な研修などを行うよう求める勧告をしました。