今年は12年に一度の選挙ビッグイヤー!|2019年 注目すべき選挙

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2019年は3年に一度、半数が改選される参議院議員の通常選挙と、4年に一度の統一地方選挙が重なる12年に一度の選挙のビッグイヤーといわれています。その他にも数多くの選挙が予定されていますので、その中でも特に注目すべき選挙についてピックアップして紹介します。

山梨県知事選挙 1月27日投開票

山梨県知事選挙には、2015年に与野党相乗りで当選した現職の後藤斎氏が再選を目指して立候補を表明しており、立憲民主党と国民民主党が推薦を決めていますが、自民・公明両党は独自候補として元衆議院議員の長崎幸太郎氏を擁立します。また、元参議院議員の米長晴信氏と、共産党山梨県委員会の会長で複数の選挙に立候補した経歴がある花田仁氏も立候補を決めており、4者による激しい戦いが予想されています。

参考記事>>2019年最初の注目選挙、山梨県知事選|激戦が予想される選挙の構図は…?

沖縄県民投票 2月24日投開票

普天間飛行場の代替施設として国が名護市辺野古に計画している米軍基地建設のための埋立てに対し、県民の意思を的確に反映させることを目的として実施される沖縄県民投票が2月24日に実施されます。しかし、宜野湾市と宮古島市の市長が県民投票実施に反対し、不参加を表明。その他複数の自治体で実施が不透明な状況となっており、県全体で実施ができるかどうか、見通しが立っていません。

統一地方選挙 前半:4月7日投開票 後半:4月21日投開票

都道府県の知事と議会議員、政令指定都市の市長と議会議員の選挙が行われる前半と、政令指定都市以外の市区町村長と議会議員選挙が行われる後半に別れて行われます。一般的には前半は第二日曜日、後半は第四日曜日に実施されますが、2019年は5月1日の新天皇即位にあたっての行事が控えているため、一週間前倒して実施されることになりました。
この選挙では現職と前副知事がぶつかる福井県知事選挙や、4期務めた現職が参議院に鞍替えを予定しており、与党側からは鈴木直道夕張市長、橋本聖子参院議員、和泉晶裕国土交通省北海道局長、野党側からは鉢呂吉雄参院議員、徳永エリ参院議員、逢坂誠二衆院議員らの名前が上がっているもののまだ最終的な候補者は決まっていない北海道知事選挙、さらには統一地方選挙に合わせ、大阪府知事と大阪市長がそろって出直し選挙にのぞむ動きも見せており、全国で注目の選挙が目白押しとなっています。

衆議院議員補欠選挙 4月21日投開票

国会議員に欠員が生じた場合に実施される補欠選挙は公職選挙法の規定で毎年4月と10月の第四日曜日に実施されることになっていますが、こちらも統一地方選挙の後半に合わせて1週間前倒しで実施されます。今回実施される補欠選挙は、玉城デニー氏が県知事選挙立候補で欠員となっている衆議院沖縄3区と、北川知克氏の死去で欠員が生じた大阪12区の2選挙区です。
沖縄3区では自民党がこれまで3回同選挙区を戦った比嘉奈津美氏に変えて、元参院議員の島尻安伊子氏の公認を決定。一方の野党・自由党は元沖縄タイムス記者でフリージャーナリストの屋良朝博氏を玉城デニー氏の後任に据えることにしました。
大阪12区は日本維新の会が前回の選挙でも立候補した藤田文武氏の公認を決めています。自民党は北川氏の後継を現在まで決めていません。また、長くこの選挙区を地盤としてながら前回の選挙では比例近畿ブロックの希望の党名簿順位1位で国政に復帰した樽床伸二氏が出直し立候補するかどうかが焦点のひとつとなります。

参議院議員通常選挙 7月実施予定

7月に半数が改選となる参議院議員選挙では、改憲勢力で2/3議席が維持できるかどうかという点に注目が集まります。安倍首相はかねてより2020年の憲法改正を目標に掲げており、それを実現するためには次の参議院議員選挙で自民・公明・維新・希望の改憲勢力合わせて87議席を獲得する必要があります。3年前の選挙では77議席にとどまった改憲勢力と、護憲勢力である維新・希望を除く野党各党とのせめぎ合いが焦点となります。
改憲勢力2/3議席が維持されれば今後の改憲発議に向けた動きが活発化することが予想される一方で、それが叶わなければ2021年で自民党総裁の任期満了となる安倍首相が政権を握っている間の改憲が難しくなります。

さらに、

2019年はこれらの選挙の他、参議院議員選挙に合わせて衆議院を解散して、「衆参ダブル選挙」が実施されるのではないか、という見方も出ています。また、大阪では知事・市長の出直し選挙のほか、2015年の住民投票で、反対多数で否決した「大阪都構想」について改めて問う住民投票の実施に向けて維新・公明両党で調整が進んでいるなど、不確定な要素も多くあります。

2019年がどんな1年になるのか、選挙ドットコムではそれぞれの選挙について詳報をしてゆきますので、本年も引き続きよろしくお願いいたします。