覚醒剤使用の元消防士長に有罪 横浜地裁判決「常習性が」

 自宅で覚醒剤を使用したとして、覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われた横浜市消防局戸塚消防署の元消防士長の被告(46)=同市瀬谷区=に対し、横浜地裁は11日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。

 宮本聡裁判官は判決理由で、被告が約10年前から覚醒剤を使用していたとした上で、「依存性と常習性が認められる」と非難。一方で反省の態度を示すなどしていることから、社会内での更生が相当とした。

 判決によると、被告は昨年10月14日ごろ、同区内の自宅で、覚醒剤を使用した。

横浜地裁

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