カラーコピーで書類偽造 神奈川県土木事務所職員を免職

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 神奈川県は11日、岩石を採取するための認可書をカラーコピーで偽造したり、書類の原本を破棄したりするなどの不正を繰り返していた県厚木土木事務所の男性職員(54)を懲戒免職処分にしたと発表した。また、同事務所長を戒告、副所長ら4人を文書訓戒などとした。

 県によると、男性職員は2017年11月、建設資材販売会社から提出された岩石の採取計画認可申請書を手続きせずに放置した上、虚偽の認可書を作成し業者に交付。さらに、期限内に処理したように見せるため、カラーコピーを使い申請書の日付の改ざんなどを行った。このほか、同年4月から18年7月までの間、計25件の申請・届け出に対し、購入した別の職員名の印鑑を使って虚偽の決裁文書を作るなどの処理を行っていた。

 昨年7月、別の職員が業者の作業現場をパトロールした際、書類の日付などが違うことに気付き発覚したという。

 男性職員は09年度にも別の部署で同様の文書偽造を行い、減給処分を受けていた。県は刑事告発するかどうか、「処分内容を踏まえて検討する」としている。

 また、県企業庁も11日、上司に暴行や暴言をした鎌倉水道営業所の男性職員(34)を停職6カ月の懲戒処分とした。

 この男性職員は昨年10月、同営業所で上司の男性の胸ぐらをつかんで威嚇するなどの暴行を行った。暴行容疑で逮捕され、今年1月に暴行罪で罰金10万円の判決が確定した。男性職員は以前から上司や同僚に対し、暴行や暴言があったという。

神奈川県庁