広島ドラ1小園、中日根尾ら“ライバル”たちの前で堂々宣言「新人王獲りたい」

「第53回テレビ朝日ビッグスポーツ賞」の表彰式で大谷翔平(右から3番目)と根尾昂(同4番目)らが“共演”【写真:編集部】

大谷とも共演、寮の部屋を引き継いだ吉田輝「自分も続けるように」

「第53回テレビ朝日ビッグスポーツ賞」の表彰式が11日に都内で行われ、「第100回全国高等学校選手権記念大会」が「スポーツ放送特別賞」を受賞。昨夏の甲子園を沸かせた中日ドラフト1位・根尾昂内野手、ロッテドラフト1位・藤原恭大外野手、日本ハムドラフト5位・柿木蓮投手、日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手、広島のドラフト1位・小園海斗内野手が出席した。

「テレビ朝日スポーツ放送大賞」を受賞したエンゼルスの大谷翔平投手に続いて、ステージに上がったルーキーたち。大谷を含めた6人で記念撮影も行い、根尾は「オーラが凄くてかっこよかったです」、吉田は「一流のオーラがありました」と話した。

 すでに各チームでは新人合同自主トレが始まっており、5人ともプロ生活をスタートしたばかり。藤原は「まだ入ったばかりなので慣れないことが多いです」と話し、柿木も「覚えることがたくさんあるので、そのことで今精一杯です」と明かした。

 もちろん、全員がプロでの活躍を誓っている。根尾は「まだまだ体が高校生なのでいち早く環境になれて、プロの体になれるようにトレーニングしたい」と現在の課題を掲げた。さらに、寮でかつて大谷が使っていた部屋を割り当てられた吉田輝は「大谷さんもこの部屋で野球をしていたんだなと思うと、自分もそれに続けるようにやっていきたい」と誓う。そして、厳しい練習で知られる広島の入団した小園は「すごく厳しい練習なんですけど、その中で自分もレベルアップしたいなと思います。新人王獲りたいので頑張ります」と改めて大きな目標を掲げた。

 この中から、大谷のようにプロ野球を牽引する選手が出てくるだろうか。(Full-Count編集部)

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