思い出残る卒業証書に 能都中生、久田和紙で制作

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 能登町能都中の3年生49人は11日、同町小間生(おもう)公民館の工房で、藩政期から地域に伝わる久田(きゅうでん)和紙の紙すきを体験し、3月の卒業式で自身が受け取る卒業証書の台紙を作った。

 久田和紙の継承に取り組む紙工房みわ会の会員が指導した。生徒は、コウゾとトロロアオイを混ぜた原料を木枠ですくい、むらにならないように慎重に木枠を縦横に揺らした。台紙はA3サイズで、数日乾燥させて完成する。

 小城誠勝さんは「うまく水分が均等にならなくて難しかった。思い出に残ると思う」と話した。23日までに町内の全4中学校の3年生計108人が紙すきを体験する。