山田東海村長、原電の姿勢に改めて不信感 賀詞交歓会で

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あいさつする山田修東海村長=同村舟石川駅東

東海村の新年賀詞交歓会が11日、同村舟石川駅東3丁目の村産業・情報プラザで開かれた。東海第2原発の新安全協定を巡る運営者の日本原子力発電(原電)の姿勢について、山田修村長は「信頼関係が揺らいでいると言わざるを得ない」と改めて不信感を示した。

村商工会や村、村議会、日本原子力研究開発機構による発起人が主催し、村内各界から約320人が出席した。

再稼働の前提となる東海第2の審査が終了したことに関し、山田村長は「安全性向上対策について(原電に対しては)自治体と住民にしっかりと丁寧な説明を求めたい」と話した。また、策定中の広域避難計画については「実効性の担保という課題はあるが、広域避難訓練を通してしっかり取り組みたい」と述べた。さらに、今年9月でちょうど20年となるJCO臨界事故を踏まえ、原子力事業所での事故やトラブルが相次いでいることから、「安全文化の醸成を徹底してもらいたい」と語った。