学校の渡り廊下復旧 地震被災で架け替え、校舎つながる 熊本県益城町・木山中

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渡り廊下を通り初めする生徒ら
架け替えられた渡り廊下から笑顔で手を振る木山中の生徒たち=益城町

 熊本地震で被災した熊本県益城町の木山中で10日、新たに架け替えられた渡り廊下の開通式があった。生徒たちはいったん1階に降りて別棟の階段を上っていたため、「移動が楽になる」と喜んでいた。

 渡り廊下は北側の教室棟と南側の管理棟のそれぞれ2階を東西2カ所でつなぎ、水道管や電気配線も通っていた。地震では各棟との接合部分に隙間ができたり、廊下が傾いたりした。

 工事は壊れた渡り廊下を解体した後、新しいものに架け替え、西側が昨年9月、東側が昨年末に完成した。総事業費は約5500万円。これで地震に伴う同校の復旧工事は全て完了した。

 開通式ではテープカットの後、全校生徒257人が通り初め。入学直後に地震に遭った3年の山本侑奈[ゆきな]さんは「卒業までに何度も通っておきたい」と話していた。(立石真一)

(2019年1月12日付 熊本日日新聞朝刊掲載)