温泉街にアートな牛 みなかみ・湯宿 岡田さん制作 芸大交流 シンボルに 

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温泉街の新シンボル「牛さん」を制作した岡田さん

 群馬県みなかみ町の湯宿温泉で芸術による交流の輪が広がっている。東京芸術大の学生が温泉街の商店や旅館、民家に自身の作品を展示するイベントが毎年開催されているほか、昨年12月には同大卒業生が手掛けたオブジェが完成し、地域の新たなシンボルとしてお披露目された。作品展示を目当てに訪れる人も増えているといい、町はアートを通じた交流や観光誘客に期待を寄せている。

 牛の形をしたオブジェは高さ130センチほど。もともと町内の道の駅水紀行館に飾られていたものを引き取り、同大卒業生の芸術家、岡田杏里さん(29)=埼玉県=がリメークした。町に滞在する中で温泉で癒やされたり地元住民から話を聞いたりしてイメージを膨らませ、最も印象的だったという水をモチーフに、体に絵を描き、湯宿温泉を表現。温泉街のシンボルになるよう、新たな魂を吹き込んだ。