多摩の主権者教育を全国へ 模擬選挙を映像化 配信へ

多摩市

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多摩中学校の模擬選挙の様子を撮影

 多摩市選挙管理委員会は12月20日、多摩中学校で「模擬選挙」を実施し、その様子を撮影。今後、映像をまとめ、総務省へ寄贈する他、市公式HPで公開する。

 市選管では、2015年6月に選挙権の年齢が18歳に引き下げられたことを受けて、市内の小学校から高校まで、子どもたちに選挙の仕組みや投票の意義を知ってもらおうと、出前授業として模擬選挙を実施してきた。小学校では「給食大臣選挙」、中学校では「国際交流大使選挙」と年齢に応じた設定で行い、子どもたちにも応援演説で参加してもらう他、実際の選挙で用いる基材を使って実施するなど独自の授業を行ってきた。そのユニークな授業は、全国のフォーラムや出前授業見本市などで紹介されている。

「政治、選挙への関心高めて」

 そうした中で、この取り組みを全国に発信しようと、総務省の補助事業「主権者教育優良事例普及促進事業」を活用して、マニュアルビデオを作成することになった。

 今回、授業を行った多摩中学校では、準備段階から実際の模擬投票などを撮影。今後、小学校や高校の授業も撮影し、一本の動画にまとめていく予定。完成した動画は、総務省へ寄贈する他、市公式HPでリンクを貼り、誰でも観ることができるようにしていくという。

 市選管の越智弘一さんは「多くの自治体から問い合わせをいただき、視察にも来ていただいている。全国にこの取り組みが広まってほしい。子どもたちに選挙に対する良いイメージを持ってもらい、少しでも政治、選挙への関心を高めてもらうきっかけになれば」と話している。

11日からポスター展

 また1月11日(金)〜14日(月・祝)午前10時〜午後5時、関戸公民館ギャラリーで「明るい選挙ポスター展」を開催(11日は午後1時から、14日は午後3時まで)。市内の小学生から高校生まで応募のあった278点が展示される。

 問合せは市選管【電話】042・338・6886へ。

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