バルセロナは11日、スペイン代表FWムニル・エル・ハダディがセビージャに移籍したことを発表した。移籍金はわずか100万ユーロ（約1億円）で今月にもチームに合流する予定だという。
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今シーズンにアラベスから復帰したムニルは、昨シーズン37試合に出場し14ゴールを記録。その活躍をバルセロナでも期待されていたが、ムニルが今季出場した時間はわずか392分、3つのコンペティションでピッチに立ち得点は2ゴールに留まっていた。バルセロナのエルネスト・バルベルデ監督の構想外となっていたムニルは、契約が満了になる今シーズン終了前に他クラブとの交渉を開始。スペインの複数クラブが名乗りを上げた中、セビージャに100万ユーロで加入というバーゲンセールとなった。
セビージャはムニルの他にも数時間の間にもう1選手との契約を締結。アヤックスのオーストリア代表DFマックス・ウェーバーの獲得も合わせて発表している。セビージャはコロンビア代表FWルイス・ムリエルがフィオレンティーナにローン移籍となったことで、新ストライカー獲得を画策。フランス代表ウィサム・ベン・ヤーデルとポルトガル代表アンドレ・シウバといったスコアラーに次ぐ得点源として23歳のムニルに白羽の矢が立った。
