サンフレッチェ広島、2019新ユニフォームを発表!「波と折鶴」の斬新なデザイン

2018年の明治安田生命J1リーグを2位で終えて、ACL出場権を獲得したサンフレッチェ広島。

新監督に城福浩氏を迎えた昨季は序盤から首位を独走し、一時は誰もが優勝を疑わなかったほどに好調を維持していた。しかし夏以降はまさかの失速で、川崎フロンターレに首位を明け渡してしまう。それでも2位の座は死守してシーズンを終了。2017年の15位から大躍進を遂げた。

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その広島が12日、2019シーズンに向けた新ユニフォームを発表した。かなり斬新なデザインを投入となったが、この特徴的な柄はゼニト・サンクトペテルブルク(ロシア)も採用し、その共通性が一部で話題になっている。

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NEWホームキットのデザインコンセプトは“LETHAL PRIDE(破壊的な誇り)”。グラフィックの特徴は“HARMONIOUS MOVEMENT(調和のとれた動き)”で、瀬戸内海の穏やかな波や、調和の取れた水の動きを表現。波の広がりはトップチームから世界へ可能性を広げていくというクラブの哲学にも繋がる。

細かなジグザグ模様は、平和記念公園で見られる「折り鶴」の重なり合う形状からもインスピレーションを得たもの。クラブカラーの「バイオレット(伝統)」と、「波・折り鶴(調和)」を融合させた、クラブ史上初の斬新でインパクトあるキットが誕生した。

コンプリートルックはこのような感じ。2018年モデルとは異なり、パンツ、ソックスと下に行くほど色が濃くなる。そして背番号のデザインも発表となった。

クラブの象徴であり、選手の誇りでもあるチームエンブレムを重んじ、選手が着用するオーセンティックユニフォームは、刺繍のワッペンタイプを用いエレガントさを表現。3つの星は2012年、2013年、2015年のリーグ優勝を示す。

右袖には新デザインのJリーグパッチを装着。

左袖には「TOPS広島」のロゴを掲出。広島のスポーツ界のために異なるスポーツ団体で結成された、特定非営利活動法人(NPO法人)が「TOPS広島」。広島東洋カープ(プロ野球)やJTサンダース(男子バレーボール)など参加団体のチームは、袖にこのロゴマークを付けている。

ホームキットはオーセンティックとレプリカの両方を一般販売。これはレプリカユニフォームで、刺繍タイプを付けるオーセンティックとは、エンブレムの仕様が異なる。

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アウェイキットはかなりスタイリッシュ! “LUMINANCE(輝度)”がテーマで、日本列島の夜の街明かりからインスピレーションを得たデザインだという。

色はパープルダイナスティ(紫紺)を基調に、クラブ史上初のライトブルーというコンビネーション。人の心を落ち着かせ、穏やかにし、希望の色となり平和を表す最適な色彩として採用。同時に、多島美の瀬戸内海の鮮やかなブルーも重ね合わせている。

各部のスポンサーも既に決定。胸は「EDION(エディオン)」、右鎖骨は「Hisence(ハイセンスジャパン)」、背中上が「MAZDA(マツダ)」、背中下は「広島銀行」、左袖は「you me(イズミ)」、パンツが「TERAL(テラル)」となっている。

背番号もライトブルーを採用。これはかなり印象的なデザイン!

新ユニフォームの素材には、近年同様に優れた速乾性と肌触りが特徴の「プライムライトファブリック」を使用。昨年同様にショーツにも、ジャージと同じ「プライムライトファブリック」を採用し、アスリートのパフォーマンスを制限することなく最大限サポートする。

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