今季からユヴェントスでプレイするFWクリスティアーノ・ロナウドは、対戦する選手たちから見てもスーパースターだ。セリエAは初挑戦ということもあり、ロナウドと顔を合わせる相手チームの選手たちも興奮していることだろう。
サンプドリアの右サイドバックに入るヤコポ・サーラもその1人だ。サンプドリアは昨年の最終戦となった12月29日にユヴェントスと対戦し、惜しくも1-2で敗れてしまった。この試合で2得点を決めたのはロナウドで、サイドバックとしてロナウドに対応したサーラも興奮したようだ。
伊『II Secolo XIX』によると、サーラはロナウドのパフォーマンスに感銘を受けたようで、試合後にはユニフォーム交換を申し出たようだ。しかしロナウドはサンプドリアの選手全員にとってのスターだ。すでにロナウドとユニフォームを交換したチームメイトがいたために断念せざるを得なかったのだ。
「試合終了のホイッスルのあと、僕は彼にユニフォームを求めたんだ。だけど、彼はすでに他のチームメイトに渡してしまっていた。ただ、約束したんだ。次に対戦した時には僕にくれるとね。ゲーム中の彼は言葉を発しない。ゲームと自身のパフォーマンスに集中していて、印象的だったよ」
次回の試合でユニフォームを交換することまで約束させられるとはスーパースターも大変だ。次回サンプドリアとユヴェントスがリーグ戦で顔を合わせるのは5月の最終節となっているが、ロナウドは約束を覚えているか。