WRC:シトロエン、2019年仕様のC3 WRCを公開。復活したレッドブルロゴが存在感放つ

 2019年はセバスチャン・オジエとエサペッカ・ラッピの2台体制でWRC世界ラリー選手権に挑むシトロエン・トタル・ワールド・ラリー・チームは1月12日、2019年仕様のシトロエンC3 WRCをお披露目した。

 WRCに新車両規定が導入された2017年シーズンから2年連続でマニュファクチャラーズランキング最下位と苦戦を強いられているシトロエン。2019年はWRC6連覇中の王者オジエと、2シーズンに渡りトヨタで戦ってきたラッピのふたりを起用してリベンジを誓うシーズンとなる。

 1月12日にイギリス・バーミンガムで行われたオートスポーツ・インターナショナルでお披露目された2019年型C3 WRCはシトロエンブランド創立100周年を記念したカラーリングが施された。

 カラーリング自体は、これまでと同じくレッドを基調としたものだが、2008~2012年までチームをサポートしていたレッドブルの支援が復活したことに伴い、ブルーも取り入れたデザインに。マシンサイドやテール部分にレッドブルのロゴも掲げられている。

 またリヤ周りやルーフなどにシトロエンのブランドロゴであるダブルシェブロンが描かれているほか、テールランプ付近にはブランドが誕生した年である“1919”の文字が入れられている。そのほか、オイルメーカーのトタル、タイヤサプライヤーであるミシュランのロゴもマシンにあしらわれた。

 マシンとあわせて披露されたドライビングスーツも、レッドを基調としながらレッドブルのロゴとブルーカラーが印象的なデザインとなった。

シトロエンC3 WRCのリヤビュー
マシンサイドにはレッドブルのロゴが大きく掲げられている
マシンにはダブルシェブロンが散りばめられた
リヤにはシトロエンのシンボル、ダブルシェブロンがあしらわれた
テスト走行に臨むシトロエンC3 WRC
リヤに入れられた“1919”はブランド創立の年だ
ドライバーのスーツもレッドブルロゴが目を引くデザインに
2018年シーズンを戦ったシトロエンC3 WRC

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