鳥の知られざる生態紹介 宮崎市出身研究者

昨年末に帰省した際、著書を手に「地域を学ぶには鳥は最適な教材」と語った三上かつらさん(左)と夫の修さん=宮崎市・宮日会館

 「スズメはシジュウカラのまねをする」「ムクドリの群れにはルールがある」。宮崎市出身で鳥類研究者の三上かつらさん(43)=北海道七飯(ななえ)町=は、野鳥の生態研究や執筆活動に取り組んでいる。昨年は鳥の知られざる生態を解説した、子どもから大人までが楽しく学べる書籍を出版。三上さんは「人間の生活に身近な鳥の生態を学ぶことは古里の理解につながる」と研究の魅力を語っている。

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