諫早農2人 創作ドレスとセレモニードレスで入賞

第24回全国高校生クリエイティヴコンテスト

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 被服や編み物、服飾小物などのコンクール「第24回全国高校生クリエイティヴコンテスト」で、長崎県立諫早農業高生活科学科3年の松田尚子(18)さんが優秀賞と文化服装学院賞を受賞。同3年の吉野恵梨花さん(17)が佳作に輝いた。
 全国高等学校家庭クラブ連盟主催。松田さんの「創作ドレス 和華蘭」は、約半年かけ製作。オランダの民族衣装のシルエットをベースに、ブラウスには「重ね襟」やアジサイをモチーフにした刺しゅうをあしらった。ベストは中国風の結び細工、チャイナドレスの生地を使ったスカートにはつまみ細工の花を飾るなど、長崎らしさを意識した。
 幼い頃から小物づくりが好きで、民族衣装に興味があった松田さんは卒業後、和裁の職業訓練校に進み、さらに技術を磨くという。「技術の集大成の作品が認められ、とてもうれしい」とほほ笑んだ。
 吉野さんの「赤ちゃんのためのふんわりセレモニードレス」は、約2カ月かけて作った。重ね着をする2枚のドレスは、それぞれ素材や柄の異なるコットン生地を使った。光沢のあるレースやリボンでデザインにもこだわり、赤ちゃんの敏感な肌を守るよう丁寧に縫製した。
 吉野さんは「高校に入ってから本格的に裁縫を始めたので、受賞にはびっくり。先生や家族たちが喜んでくれてうれしかった」と話した。
 コンテストは全国57校の計920点の中から、個人賞20作品と学校賞3校を決定。昨年12月に東京で表彰式があった。

松田尚子さん(右)と吉野恵梨花さん=東京都、家庭クラブ会館(諫早農業高提供)
松田さんの作品「創作ドレス 和華蘭」(諫早農業高提供)
吉野さんの作品「赤ちゃんのためのふんわりセレモニードレス」(諫早農業高提供)