『FourFourTwo』は、「プレミアリーグのクラブにとってお買い得になりそうなブンデスリーガの宝石10名」という記事を掲載した。
今冬のマーケットもスタートして10日以上が過ぎ、多くの取引が行われてきた。ドイツでプレーしている者の中で、イングランドのクラブにフィットしそうな10名とは誰?
マクシミリアン・エッゲシュタイン(ブレーメン)
合いそうなクラブ:ニューカッスル、サウサンプトン、エヴァートン、ウォルヴァーハンプトン
この22歳の選手は今季のブンデスリーガでサプライズの一人だ。エネルギッシュでしぶといセンターハーフは、とてもいいポジション取りでブレーメンの中盤を締めていく。
エッゲシュタインはボールを奪い返すことにも高い能力を発揮し、前に上がることもできる。また、成長の余地も大きくまだ伸びる。プレミアリーグの中堅どころがステップアップにもいい場所ではないか。
ケヴィン・カンプル(RBライプツィヒ)
合いそうなクラブ:マンチェスター・ユナイテッド
マンチェスター・ユナイテッドはプレーメーカーを必要としている。デイヴィッド・モイーズ時代にチアゴ・アルカンタラやトーニ・クロースを取り逃してから、ずっと司令塔が欠けている。
カンプルはそのような資質をマンチェスター・ユナイテッドにもたらしてくれる可能性がある。彼はライプツィヒのプレスシステムに取り組んでおり、パスを供給でき、試合を支配できる選手だ。しかも手頃な価格だ。
マックス・クルーゼ(ブレーメン)
合いそうなクラブ:ウェストハム、サウサンプトン
30歳になったクルーゼの将来については様々なメディアが話題にしており、この夏で契約が満了になる。
アメリカのMLS移籍という噂があるが、まだ彼の質はブンデスリーガで輝けるだけのものがある。
もちろん若くはないし、長期的に期待できるわけではないが、フリーエージェントになれば考慮する余地がある。プレミアリーグで活躍できるチャンスを彼も逃したくはないはずだ。
アルフレズ・フィンボガソン(アウクスブルク)
合いそうなクラブ:クリスタル・パレス、ウェストハム
このアイスランドのセンターフォワードは、単なるゴールスコアラーというだけではなく、プレミアリーグでプレーできる資質を持っている。
ブンデスリーガでのベストスコアは12ゴールだが、その精神力と体躯は英国のプレーに向いている。
伝統的なストライカーは今季7ゴールを決めていて、オランダやスウェーデンでも安定して決定力を見せた。低コストで獲得できるターゲットとも言えるだろう。
アシュラフ・ハキミ(ドルトムント)
合いそうなクラブ:アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、マンチェスター・シティ
レアル・マドリーではあまり出場機会を得られなかったが、夏にボルシア・ドルトムントに移籍してからは非常にいいパフォーマンスを見せている。
前線のタレントに支えられる中で、攻守に大きなエネルギーを発揮しており、一対一の対応やカウンターでの爆発力にも長けている。
彼は傑出しているので、資金力に優れたプレミアリーグのクラブが獲得に動くことは間違いないだろう。ドルトムントには2年ローンの契約で移籍しているので、交渉相手がレアル・マドリーになるのが問題だが…。
ティモ・ホルン(ケルン)
合いそうなクラブ:ウェストハム、ボーンマス、クリスタル・パレス
ケルンは2部に降格してしまったが、この守護神はプレミアリーグでも活躍できるだけの能力を持っている選手だ。クラブのアイドルでもあり、愛されている。
優れたショットストッパーであり、ペナルティボックス内で強さを見せられる。ブンデスリーガではマヌエル・ノイアーとともにドイツのトップGKとして評価されている。
彼の野心に合うだけの適切なクラブを見つけられるのならば、ステップアップには何の問題もないだろう。
ダヨ・ウパメカノ(RBライプツィヒ)
合いそうなクラブ:アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、リヴァプール、マンチェスター・シティ、チェルシー
まだ20歳という若さであるが、ウパメカノはブンデスリーガで非常に一貫性のあるパフォーマンスを見せている。優れたリカバリーとタフなチャレンジで知られるフランス人のセンターバックだ。
レッドブル・ザルツブルクからRBライプツィヒに出荷されるまで、わずか17試合しかプレーしなかった。それだけすぐに評価を高めた。
チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでも資質を証明しており、ビッグクラブへのステップアップも間近だろう。
ルドヴィク・アウグスティンソン(ブレーメン)
合いそうなクラブ:ニューカッスル、ワトフォード
スウェーデンの代表選手であるアウグスティンソンは、ブンデスリーガでうまく能力を高めたサイドバックの一人だ。
24歳の彼は自信を持って守備に取り組んでおり、攻撃にも高い意欲を持っている。1試合につき平均1回のチャンスを生み出してきた。
英語を得意としていることからイングランドにもすぐ適応できるだろう。プレミアリーグでサイドバックに苦しんでいるチームは狙うべきタレントだし、なかなかのいい男なので人気も出るはずだ。
レオ・ビッテンコート(ホッフェンハイム)
合いそうなクラブ:エヴァートン、ワトフォード、ブライトン、レスター
ケルンで3シーズンを過ごしたあと、降格をきっかけにユリアン・ナーゲルスマン率いるホッフェンハイムへと移籍した。
24歳の彼は今季いくつかの重要な試合を怪我で逃してしまったが、レベルの高い選手だ。左サイドを得意とするが、右サイドや10番でもプレーできる。
ゴールを演出するだけでなく、チームプレーヤーでもある。個人よりも集団を重視するチームにとっては素晴らしい補強になる。
カリム・ベララビ(レヴァークーゼン)
合いそうなクラブ:ウェストハム、ブライトン、ニューカッスル、クリスタル・パレス、ワトフォード
11試合で4ゴール1アシストを決めているベララビ。28歳の彼は、やや苦しんでいるレヴァークーゼンの中で全力を尽くしている選手の一人だ。
チームの状態を考えれば、この右ウイングの統計を少しだけかさ増ししてもいい。平均1.4回のキーパス、2.3回のシュートを記録しており、チームにチャンスをもたらしている。
1月のマーケットは彼にとってチームを離れるのにいいタイミングとなるだろう。そろそろ彼も新しい場所を求めてもいいはずだ。