東郷青児の世界、来場者を魅了 新潟市美術館で3月まで開催

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東郷青児の独特な作品に見入る来場者=12日、新潟市中央区の市美術館

 憂いを帯びた女性の絵などで知られる洋画家、東郷青児(1897~1978年)の世界を紹介する「東郷青児展」が12日、新潟市中央区の市美術館で始まった。初日からファンが次々と訪れ、「青児美人」と呼ばれる独特な画風に見入っていた。

 同館が主催、新潟日報社の共催で、東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館(東京都新宿区)収蔵の絵画約80点を展示している。

 前衛的な作品が主体だったデビュー当初から、透き通るような肌と伏し目がちで夢見るような表情の女性を描く作風を確立するまでの変遷をたどることができる。書籍の装丁や菓子の包装、酒瓶などデザイン作品も紹介している。

 新潟市西区の女性(70)は「女性の特徴を残しつつ、彼らしい作品に仕上げる工夫を見てとれた」と話した。

 3月24日まで。月曜休館(祝日は開館し、翌火曜休館)。一般700円、大学生・高校生500円、中学生以下無料。

 問い合わせは市美術館、025(223)1622。