室蘭岳の樹氷「モンスター」が降雪量少なく現れず

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 室蘭地方気象台によると、11日現在の室蘭市内の降雪合計量は39センチ。過去10年間で最も少なく、平年値(約65センチ)の2分の1程度しかない。4日には最高気温が3・1度になるなど、平年値(0・4度)を上回る暖かい日が続いた影響がある。年明けから強い冬型の気圧配置の影響で、日本海側を中心に大雪が続いたが、室蘭を含む太平洋側は曇りの日が多く雪が少ない日が続いた。

 室蘭岳のパトロールを兼ねて山登りを続ける北海道マスターガイドの寺口一孝さん(72)=登別市新生町=によると、山肌の降雪は例年より1・5~2メートル少ないという。寺口さんは「今年は雪が少ない。降って積もってほしいです」と話していた。(粟田純樹)

【写真=樹木に氷雪が付着せず一部でササが露出する山肌=9日、室蘭岳山頂付近、寺口さん提供(上)、2018年1月の室蘭岳山頂付近では樹氷群が広がっていた=寺口さん提供(下)】