地震被災の北海道・厚真で成人式

「記憶を風化させない」

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成人式を終え、記念撮影でポーズをとる新成人=13日午後、北海道厚真町

 昨年9月の北海道地震で震度7を観測し、土砂崩れで36人が死亡した厚真町で13日、成人式が開かれた。苫小牧工業高等専門学校5年浅野輝さん(20)が代表として「復興への歩みを心に刻み、震災の記憶を風化させないよう未来へつなげていきます」と決意を述べた。

 式の冒頭には、参加者全員が犠牲者に黙とうをささげた。町の新成人は37人で、多くが道内都市部や道外の学校、職場に通う。この日は26人が参加し、記念写真を撮るなどして再会を喜んだ。

 厚真町からは「たくましく生きてほしい」との思いを込め、地震を乗り越えて昨年収穫されたコメが記念品として贈られた。