トッテナムとマンチェスター・ユナイテッド、両方でプレーした選手8人

13日深夜に行われるトッテナム対マンチェスター・ユナイテッド。プレミアリーグのビッグマッチだ。

残念ながらトッテナムの新スタジアムは間に合わなかったが、逆に言えば聖地ウェンブリーで行われる試合はあと数回。貴重な機会であることも間違いない。

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注目の試合に向け、今回はトッテナムとマンチェスター・ユナイテッドの両方に所属した選手を当時の写真とともに特集してみる。

ディミータル・ベルバトフ

トッテナム所属:2006~2008年

マンチェスター・ユナイテッド所属:2008~2012年

両チームで活躍したといえばベルバトフ。その優雅なプレーで無骨なプレミアリーグに異なる雰囲気をもたらした。トッテナムでは102試合46ゴール、ユナイテッドでは149試合56ゴールを決めた。

ルイ・サハ

マンチェスター・ユナイテッド所属:2004~2008年

トッテナム所属:2012年

フラムで稲本潤一とともにプレーしたフランス代表FW。前線が駒不足だったユナイテッドが1月に引き抜き、先発&サブ両面で結果を残した。ただ本人も怪我に苦しみ、4シーズンで120回の出場にとどまる。トッテナムでは半年間だけの所属ながら12試合で4ゴールを決めている。

現在はプロスポーツ選手向けSNSの「AXIS STARS」を経営し、アスリートの生活に役立つ情報を共有し、保険やスポンサーシップの支援などを行っている。

アラン・ブラジル

トッテナム所属:1983~1984年

マンチェスター・ユナイテッド所属:1984~1986年

名前はブラジルだがスコットランド代表選手…と有名だった。トッテナムで9ゴール、ユナイテッドで8ゴールを決めた名ストライカーで、引退後はTalksportのプレゼンターなどメディアで活躍している。

フレイザー・キャンベル

マンチェスター・ユナイテッド所属:2006~2009年

トッテナム所属:2008~2009年(ローン)

マンチェスター・ユナイテッドの下部組織で育成され、イングランドの各年代で選抜されてきたエリート。トップチームでは2試合の出場に留まり、ローン生活の中でトッテナムに所属した。現在はハル・シティでプレー。

テディ・シェリンガム

トッテナム所属:1992~1997年、2001~2003年

マンチェスター・ユナイテッド所属:1997~2001年

イングランドの名ストライカーとして有名なシェリンガム。31歳になってからユナイテッドに引き抜かれ、スールシャール監督とともにチャンピオンズリーグ決勝のバイエルン・ミュンヘン戦でゴールを決め、奇跡的な逆転に貢献している。

ファン・ニステルローイの加入で出番を失ったあとは古巣トッテナムに復帰。大ベテランとなってからもチームに大きく貢献していた。現在は監督業。

エゼキエル・フライヤーズ

マンチェスター・ユナイテッド所属:2009~2012年

トッテナム所属:2013~2014年

ユナイテッドの下部組織で育成されたディフェンダー。「ゼキ」の愛称で知られ、左サイドとセンターをこなす選手だった。ユナイテッドで6試合、トッテナムで16試合に出場したが、あまり活躍できず。現在はバーンズリー所属。

ガース・クルックス

トッテナム所属:1980~1985年

マンチェスター・ユナイテッド所属:1983~1984年(ローン)

ジャマイカ系の選手。人種差別を受けながらもそれを跳ね除け、黒人選手として初めてプロサッカー選手組合会長に就任した人格者だった。

トッテナムで185試合に出場、75ゴールを決めた。ユナイテッドでは短期間ローンで所属し、7試合2ゴール。引退後はメディアで解説者やインタビュアーとして長く活躍している。

マイケル・キャリック

トッテナム所属:2004~2006年

マンチェスター・ユナイテッド所属:2006~2018年

ウェストハムで若くしてジョー・コールらと活躍した後、2004年にトッテナムへ。ロイ・キーンが去ったマンチェスター・ユナイテッドへと引き抜かれ、それから12年にわたって中心的な存在となった。

引退後はそのままユナイテッドで指導者に転身し、現在はアシスタントコーチとして現場を仕切っている。

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