青森山田 V奪還へ闘志/全国高校サッカーきょう決勝

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 第97回全国高校サッカー選手権は14日、さいたま市の埼玉スタジアムで決勝が行われる。2大会ぶり2度目の頂点を目指す青森山田と、前回準優勝の流通経大柏(千葉県)が王座を懸けて戦う。青森山田は決戦前日の13日、東京都内のグラウンドで最終調整。大一番に向けて士気を高めた。

 青森山田は同日午前11時すぎから練習開始。パス回しやシュート練習を行った後、セットプレーやロングスローの際のフォーメーションを確認した。初めは和やかな雰囲気だったものの、後半は声を出し合い、集中して練習に臨んだ。

 黒田剛監督は取材に「平常心でプレーし、今までやってきたことを出せるように戦いたい」と強調。12日の準決勝はPK戦までもつれ込む激戦だったが、「決勝では後半ぐらいから(疲れの)影響が出るかもしれないが、ここで課題を見つけられたのは良かった」と前向きに捉えた。

 GK飯田雅浩主将は「相手はフィジカルや空中戦の強さを売りにしているので、球際で負けないようにしたい」と意気込んだ。今大会、鋭いドリブルからチャンスを数多く作り出しているMFバスケス・バイロンは「決勝進出は神様がくれたチャンス。後悔のないように戦い、どんな状況でも自分の役割を果たしたい」と闘志を燃やした。

 流通経大柏は、激戦区の千葉県を勝ち抜いた全国屈指の強豪。決勝進出は2年連続で、11年ぶり2度目の優勝を目指す。今大会は4試合で1失点と堅守が目立つが、準決勝の瀬戸内(広島県)戦では5得点を奪い、攻撃力の高さも見せつけた。

 今季は、高校生年代のチームが参加する「高円宮杯 JFA U―18サッカープレミアリーグ」の東地区で青森山田と2度対戦。戦績は青森山田の1勝1分となっている。

14日の決勝に向けて、最終調整するバスケス・バイロン(中央)ら青森山田の選手=13日、東京都内