県立中3校で入学試験 971人挑む

 県立の中高一貫教育校、長崎東、佐世保北、諫早高付属の3中学校で13日、入学試験があり、計971人が受験した。
 募集定員は各120人。各校によると、受験者数は長崎東が356人(競争倍率3倍)、佐世保北が299人(同2・5倍)、諫早高付属が316人(同2・6倍)だった。
 試験は3校共通で、適性検査(記述式)、作文、集団面接。適性検査の訪日外国人を扱った問題では、日本人の子どもが留学生と会話する場面などから訪日外国人の増加が日本にもたらす効果を考えたり、複数の表やグラフを読み取り情報を整理したりする力を問うた。
 長崎東中では、問題用紙が配られる間、受験生が緊張した表情で試験開始の合図を待っていた。合否の結果は18日、本人と在籍する小学校に発送する。

試験開始を待つ受験生=長崎市立山5丁目、県立長崎東中

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