日本海側 寒気流入で雪や雨の日多く 北日本は18日頃にかけて大荒れ

上図:14日(月・祝)午前7時  「気温に関する推計気象分布」 下図:14日(月・祝)「最高気温の予想分布」

 きょう14日朝は北日本の内陸を中心に厳しい冷え込みとなり、北海道旭川市江丹別では2日連続で気温が-30℃近くまで下がった。東・西日本も今朝は身が引き締まるような空気の冷たさだったが、14日午後は全国的に平年を上回る気温の所が多く、西日本は3月上~中並みまで上がる見込み。

15日(火)午前8時と午後8時の雨・雪・風の予想

15日 日本海側中心に荒れる

 あす15日(火)は北海道など北日本でも、平年より気温の高くなる地域が多そうだ。ただし、天気は下り坂の所が多く、午後は日本海側の地域を中心に広く雨や雪となり、雷を伴う所もありそうだ。夜にかけて発達する低気圧が近づく北日本は、次第に風が強まり荒れた天気となるおそれがあるため、今後の気象情報等に注意が必要となる。

16日(水)午前8時と、17日(木)午前8時の雨・雪・風の予想

16~18日 冬型強まる

 16日(水)~18日(金)にかけては、北日本を中心に冬型の気圧配置となる見込み。このため、日本海側は西日本を含めて雪(雨)の所が多く、北日本を中心に寒さも厳しくなりそうだ。関東など太平洋側は晴天が続くが、空気の乾燥した状態が続く見通し。

週間天気予報(数字は予想最高気温と最低気温)

次の週末 日曜日は不安定

 19日(土)は高気圧に覆われて晴れる所が多いが、20日(日)は太平洋側でも天気が崩れる見込み。21日(月)にかけて、再び冬型の気圧配置が強まる予想で、北日本を中心に荒れた天気となるおそれがある。(気象予報士・高橋 和也)

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