「トッテナム、冬に獲得すべき4人の補強ターゲット」

マウリシオ・ポチェッティーノ監督が率いるトッテナム。プレミアリーグで3位につけているが、マンチェスター・ユナイテッドとの大一番に敗れてしまった。

ソン・フンミンがアジアカップのために離脱するなか、冬の補強は行われるのか。ここでは、『sportskeeda』による「1月にスパーズが獲得すべき4人」を見てみよう。

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フランク・ケシエ(ミラン)

31歳になったMFムサ・デンベレはかつてほどフィジカルで頼れる存在ではなくなったきた。噂されている中国への移籍は現実的に思える。

ヴィクター・ワニャマもフィットネスに苦しんでいることから、スパーズの中盤には補強が必要だ。

襲撃的で戦闘的なMFなケシエは、デンベレとワニャマの代役になりえる。現在の彼はミランとともに苦闘しているが、プレミアリーグ移籍を甘受するかもしれない。

ミラノで存在感を見せてきたケシエはパワフルなMFで、ここぞのゴールもある。22歳と年齢的にも長期契約にぴったりな存在だが…。

ジャック・グリリッシュ(アストン・ヴィラ)

昨夏、スパーズはヴィラで10番を背負う彼の獲得を狙っていた。プレミアリーグでも才能の片りんを見せつけていた大器は、2部チャンピオンシップでより完成されたパフォーマンスを量産し始めている。

レアル・マドリーから狙われているクリスティアン・エリクセンの代役になれる攻撃的MFの補強は不可欠かもしれない。

そして、ポチェッティーノ監督はデル・アリら下部リーグから獲得したイングランドの若手を育て上げる能力に長けた人物だ。彼にとってもクラブにとっても魅力的な移籍になりうるかもしれないが…。

ジョバンニ・シメオネ(フィオレンティーナ)

ハリー・ケインのバックアップを務めるのは簡単な仕事ではない。多くの関心が寄せられているフェルナンド・ジョレンテは売却されるかもしれないし、フィンセント・ヤンセンも同じ運命を辿りそうだ。

両者が退団するなら、スパーズはそれを補う補強が必要になるだろう。

ジョバンニ・シメオネはチームにとって新たな武器になるかもしれない熱き選手であり、ケインに必要な競争相手にもなりうる。

アルゼンチン出身の彼ならポチェッティーノ監督との関係形成も楽なはずだ。チームはすでにアルヘン勢も多いが…。

フロリアン・グリリッチュ(ホッフェンハイム)

CLでの経験も積んだ23歳のオーストリア代表MFはイングランド移籍の準備が整っている。

彼は若きユリアン・ナーゲルスマン監督のもとで成長してきた。だが、恩師といえる指揮官は来季からRBライプツィヒに行くことが決まっており、スパーズが獲得を狙うにはいいタイミングかもしれない。

ひょろっとしたグリリッチュは、「NEWブスケツ」ともいわれる逸材。ボールを奪って散らす能力だけでなく、得点力も併せ持つ。ホッフェンハイムのCL初ゴールも彼が決めたものだったが…。

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