思い出の絵 鮮やかに 田代小卒業生が塗り直し

愛川町・清川村

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中津川に集った田代小学校卒業生たち

 愛川町立田代小学校の2005年度卒業生らが昨年12月30日、田代運動公園前の中津川堤防沿いにある絵の塗り直しを行った。この絵は卒業生たちが4年生だった時に描いたもの。思い出の作品が仲間との絆で鮮やかによみがえった。

 「中津川をいつまでも綺麗に」という願いを込めたこの絵は、縦約1・7m、横幅約16m。色とりどりの魚が泳ぐデザインで、河川敷を訪れる人の目を楽しませてきた。しかし、描かれてから長く風雨にさらされ色あせてしまっていた。

 同校の2005年度卒業生は42人。2008年、2013年と定期的に集い、旧交を温めてきた。25歳となった2018年は、思い出の絵を修復しようと28人が集まった。

 卒業生の一人で、かつて夏の甲子園で日本大学付属第三高校の選手として優勝を経験した菅沼賢一さんが幹事を務め、2時間ほどの作業で色鮮やかな姿を取り戻した。

 卒業生として作業に参加し、現在同校サポーターとして児童の学習補助などを務めている伊従高大さんは「普段はなかなか連絡を取ることも少ないですが、時期になると皆集まってくれます。絵も綺麗になり、やってよかった」と笑顔で話す。

 卒業生たちの当時の担任だった同校の武内信幸教頭は「中津川のために集まって、絵の塗り直しができたことを本当に嬉しく思います」と話す。