福原、笑顔の連覇達成 県中学スキー・女子9キロリレー

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 第58回県中学総体スキー競技大会は13日、上山市の坊平高原クロスカントリー競技場で距離の男女リレーが行われた。男子20キロリレーは金山が58分23秒5のタイムで、女子9キロリレーは福原が28分58秒5の記録で、それぞれ2連覇を果たした。次は東北「優勝狙う」 距離女子9キロリレーで2連覇を果たした福原。27年ぶりに優勝した前回はメンバーの顔に歓喜の涙が流れたが、今回は笑顔がはじけた。「きょうはとにかく楽しんで滑ることができた」。1走大場友咲がメンバーの思いを代弁した。

 「1走で差をつけてこい。絶対に行ける」。三浦満監督から鼓舞された大場は「ぶっちぎりでつなぐ」と発奮した。個人2冠の実力を発揮して2位以下に1分以上の差をつける圧巻の滑りを見せ、2走落合虹(なな)につないだ。

 「去年は自分の所で差を縮められた。オーバーペースにならないようにリラックスした」と落合。後続との差を保ちながら自分の滑りに集中し「個人種目よりも気持ちよく行けた」とアンカーの妹・楽(らら)にリレーした。楽は「自分でも驚くくらい調子が良かった」。泣き崩れた前回とは違い、フィニッシュ後には笑顔で仲間の元へ駆け寄って喜びを分かち合った。

 前回は東北大会で3位。県大会で勝利したチームにも敗れ、悔しさを味わった。大場は「東北大会でもしっかりと優勝したい」と誓った。序盤から独走、金山制す—男子20キロリレー 男子20キロリレーを制した金山。1走星川心之介が「東北大会4連覇を目指している。きょうはその通過点」と話したように、メンバーは上のレベルを見据えていた。

 距離の違う高校生らと同時にスタートした。星川が「離されないように、むしろ越すくらいの気持ちで頑張った」と序盤から独走態勢を築くと、「差を少しでも広げよう」(2走伊藤竜守)「東北大会を意識して滑ろう」(3走岸益幹)「とにかくゴールを目指した」(アンカー松田悠真)と、それぞれが実力を発揮。個人種目は無冠だったが、厚い選手層で圧勝した。

 昨年の東北大会でも走った星川は「東北ではどこも『打倒金山』で来る。序盤から突き放せるように頑張りたい」と闘志を燃やした。