英議会、EU離脱案を否決の公算

15日採決、反発なお

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14日、英中部ストーク・オン・トレントで演説するメイ首相(ゲッティ=共同)

 【ロンドン共同】英下院は15日、欧州連合(EU)との離脱合意案の是非を採決する予定だ。与野党双方で反発が根強く、メイ首相は昨年12月の当初の予定を延期して事態の打開を目指したが苦境は変わらず、否決の公算がなお大きい。離脱日が3月末に迫る中、否決なら政治の混迷が長期化し、離脱の先行きは一段と不透明感を増す。

 与党保守党は定数650の下院で317議席と過半数に満たない上、複数の英主要メディアは11日前後までの時点で、100人強が合意案に反対の立場だと伝えた。

 英国が将来にわたってEU規則に従い続ける余地を残す条項が、反発の最大の矛先となっている。