商店街で「成木責め」児童ら口上唱え繁盛祈願

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 商売繁盛の守り本尊で知られる盛岡市材木町の酒買(さけかい)地蔵尊の小正月行事「成木責(なるきぜ)め」が12日あり、子どもたちが材木町商店街を回って店の繁盛と家内安全を祈願した。

 町内の小中学生ら21人が店を一軒ずつ訪ね、わらを色とりどりの布で結んだ成木棒を振りながら「商売繁盛成るか成らぬか」「かい性者なら成ろう成ろう」と元気よく口上を唱えた。

 商店街で書道用品・文房具を販売する「きづや」の池野佳子さん(72)は「子どもたちの元気な声を聞くと、年が明けたと実感が湧く」と笑顔で見守った。

 盛岡市河北小2年の山口莉央さん(8)は「参加は4度目。商売がうまくいくように心を込めて口上を唱えた」と話した。

 成木責めは、地域の子どもたちと商店街の交流を深める行事として約40年前から毎年行われている。