大人へ一歩、630人笑顔 田辺市で成人式

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 和歌山県田辺市の成人式が13日、同市新屋敷町の紀南文化会館で開かれた。新成人630(男299、女331)人が華やかな振り袖やはかま、スーツ姿で出席し、大人になる決意を新たにした。

 真砂充敏市長は式辞で「新しい年の元年と皆さんの二十歳というスタートが重なる年。時代が大きく変わっているときでもあり、皆さんの柔軟な発想でこの時代に対応してほしい。できればふるさとに帰って、あらゆるチャレンジをしてもらえたら」と期待を込めた。

 新成人の意見発表では、上秋津出身でJR西日本グループの「西日本電気テック」に勤める会社員の竹中大輝さん(19)=新宮市井の沢=が「昨年の台風では鉄道が甚大な被害を受け、昼夜問わず整備の復旧に努め、精神的にも肉体的にも過酷だったが、中学校の部活や高校の生徒会で培った経験が生きた。いつか田辺市に帰ってきて地域のために働き、多くの人の見本になれるように努力したい」と力強く語った。

 式典終了後、新成人は受付で配られた梅ジュースで乾杯し、成人を迎えられたことを互いに祝った。市内の各中学校から贈られたメッセージビデオも鑑賞。恩師の登場に会場からは歓声が上がった。

 最後に文化会館前の階段に集合して記念撮影をした。