田辺市に「刻」の掛け軸 本宮大社が寄贈

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 世界遺産・熊野本宮大社(和歌山県田辺市本宮町)の九鬼家隆宮司は11日、今年1年間への思いを込めて大筆書きした一文字「刻」を掛け軸にして、田辺市に寄贈した。

 大筆書きは昨年12月、創建2050年を締めくくる終了奉告祭の場で、九鬼宮司が約3メートル四方の布に揮毫(きごう)した。今回寄贈したのは130センチ四方の縮小版。

 この日は、九鬼宮司が市役所の真砂充敏市長を訪問。「人々がそれぞれ平穏で、一日一日、大事な時を刻んでほしいという思いを込めた。田辺市にとって元気で、活力ある1年になれば」と語った。真砂市長は「元号も変わり、新たな時代がスタートする。時を刻んでいく節目の年」と新年への決意を述べた。

 掛け軸は、市役所3階の市長室隣にある応接室に1年間飾られる。

【真砂充敏市長(左)に「刻」の一文字に込めた思いを語る九鬼家隆宮司=和歌山県田辺市役所で】