【ひろしま男子駅伝】高校生区間、出るか新星 実力伯仲で中国勢も期待

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 今季の高校生区間は「本命不在」だ。5000メートルで11年ぶりに13分台ランナーが現れず、14分台前半に有力選手がひしめく。エース級が集う1区(7キロ)を中心に、例年以上に実力伯仲の激戦が展開されそうだ。

 持ちタイムトップは14分0秒27の3年田沢廉(青森・青森山田)だ。2年だった昨季に13分53秒61をマークしたが、今季は「故障や不調でタイムが伸びなかった」と悔やむ。全国高校駅伝も1区15位。「ロードで力を示したい」との思いを安芸路にぶつける。

 前回は2年ながら「プラン通りの走りができた」と1区区間賞に輝いた井川龍人(熊本・九州学院)。誰もが認める実力者だが、全国高校駅伝1区では左足痛の影響もあって4位に終わった。今回は5区(8・5キロ)で2年連続の区間賞に挑む予定だ。

 都大路では2年白鳥哲汰(埼玉・埼玉栄)が1区区間賞を奪い、一躍名を上げた。「(10キロの)都大路とは距離も違い、スピードレースになる。切り替えて臨む」と冷静に展開を思い描く。

 中国勢初の1区区間賞にも期待が懸かる。都大路1区6位の梶山林太郎(広島・世羅)は「先頭集団に付け、ラスト勝負でも粘りたい」。出場中2位の14分3秒15のタイムを持つ2年の菖蒲敦司(山口・西京)も「同世代には負けたくない」と、1区27位に終わった都大路の雪辱を期している。

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 天皇杯第24回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(ひろしま男子駅伝=日本陸連主催、中国新聞社、NHK共催)は20日、広島市などで行われます。

国体少年男子A5000メートルでトップ争いをする井川(43)や田沢(2)、白鳥(左から3人目)たち