【ひろしま男子駅伝】五輪へ…安芸路からステップ刻む 選考レース出場の4人

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 2020年東京五輪のマラソン代表を懸けて今年の9月15日に東京で実施される「グランドチャンピオンシップ(GC)」。出場権を得た21人のうち4人が、20日の天皇杯第24回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(ひろしま男子駅伝=日本陸連主催、中国新聞社、NHK共催)にエントリーした。それぞれの思惑を胸に、安芸路から大一番へのステップを刻む。

 ▽服部(愛知)・竹ノ内(大阪)・岡本(鳥取)ら意欲

 12月の福岡国際で日本勢14年ぶりの優勝を飾った服部勇馬(愛知・トヨタ自動車)と竹ノ内佳樹(大阪・NTT西日本)は7区、34歳の岡本直己(鳥取・中国電力)は3区で出場を予定。一方、実力者の設楽悠太(埼玉・ホンダ)は体調不良で出場が微妙になっている。

 「間違いなくGCの前哨戦。少なくとも僕はすごく意識している」と意気込むのは竹ノ内だ。2017年の福岡国際で2時間10分1秒の日本人3位でGC進出を決めてから1年余り。「相手に力を見せつけるためにも重要。GCでの駆け引きにつながる」と想定を巡らせる。

 服部のスタンスは対照的だ。福岡国際でマークした2時間7分27秒を「本当に長く、厳しいマラソン練習を積んできた成果」と振り返った上で「駅伝は駆け引きを含めて、楽しみたい」とリセットを強調する。それでも1日の全日本実業団駅伝では5区区間賞。地力の高さを示した。

 昨夏の北海道を制した岡本は前人未到の通算100人抜きまで5人に迫る。「何とか達成したい。それが自分のモチベーションでもある」と意欲十分。3区でのスピード勝負を経て、2月の別府大分毎日に向かう構えだ。

 前回の埼玉優勝の立役者で、2時間6分11秒の前日本記録を持つ設楽。年末に高熱を発した影響で、今冬のレースプランは不透明だ。

「GCの前哨戦」と位置付ける竹ノ内