【女子プロ野球】新成人のアストライア佐々木、赤の振袖姿で誓う「20盗塁&打率3割超え」

成人式を迎えた埼玉アストライア・佐々木希【写真提供:日本女子プロ野球リーグ】

「昨シーズン、チームも個人も悔しい結果」、巻き返し誓う新成人

 今年で10年目を迎える日本女子プロ野球リーグは、6選手が新成人として新シーズンを迎えることになった。埼玉アストライアの佐々木希内野手は、赤の振袖姿を披露。「盗塁20本、守備率.980、打率3割超え」を目標に挙げた。

 昨季は40試合出場で打率.241、7打点、9盗塁という成績だった佐々木。アストライアもヴィクトリアシリーズ3位に沈み、「私は昨シーズン、チームも個人も悔しい結果で終わってしまいました」と振り返った。新成人となる2019年には、より多くの勝利を掴むことを誓う。

「『あの時こうしとけば勝てた』などいろいろなことを感じ、学べたシーズンでもありました。今年でトップチームに上がって2年目になりますが、勝つ喜びなどをもっともっと味わうためにも、自分自身技術を磨いていかなければならないと思います」

 そのために、もちろん自分自身の活躍は不可欠。「今シーズンの目標は盗塁20本、守備率.980、打率3割超えを目指してやっていきます」と具体的な数字を掲げた。

 新成人として心機一転で迎える新シーズン。佐々木は「その為にどうしていかなければならないか、どう行動すべきかを考え、いろいろなことに挑戦したいと思います! 野球だけではなく社会人、野球人としても、人として優しく、気配りのできるような素敵な選手になれるよう頑張ります」と、野球だけでなく、一人の人間としての成長も目指す。(Full-Count編集部)

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