「ほい、ほい」宙舞う笑顔の福娘 宝恵駕籠行列

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笑顔の福娘を乗せた宝恵駕籠行列=14日午後、姫路市本町

 兵庫県姫路市の播磨国総社で14日、商売繁盛や家内安全を願う初えびす祭が始まり、かごに福娘を乗せた「宝恵駕籠行列」が市内を練り歩いた。「ほい、ほい、宝恵駕籠ほい」という軽快な掛け声に合わせ、氏子の男性たちがかごを揺らすと、笑顔の福娘が宙を舞った。

 他地域のえびす祭りは1月10日前後に始まることが多いが、同神社では14日から3日間行われている。宝恵駕籠行列は芸者がかごに乗って参拝したのが由来とされ、戦後長く途絶えていたが、1996年に復活。今年は過去最多の600人の氏子らが参加した。

 かごが大きく揺れるほど福をもたらすとされ、神社を出発した5基は商店街などを巡る約3・5キロの道中、何度も激しく上下した。福娘を務めた関西学院大3年の岡田琴未さん(21)は「ジェットコースターみたい。いつも以上の笑顔で福を届けられたかな」と目を細めた。(小林良多)